こちらで更新継続中。「東亰ザナドゥ」クリアしたよ。 クソゲーではないけど面白くもない。

「東亰ザナドゥ」クリアしたよ。 クソゲーではないけど面白くもない。

東亰ザナドゥ イメージ
私はどうやら、日本ファルコムのゲームとは感性が相容れないようです。

軌跡シリーズなどで人気を博している日本ファルコムが、はじめて現代劇に挑戦した東亰ザナドゥ。

ジュヴナイルARPGということで、都市伝説的な展開などにもほんのり期待して(戦闘には期待せず)購入してみましたが、どこまでいっても既視感の塊で驚きはありませんでした。 私としてはオススメするところが見当たりません。

※画像・テキストともに多めで長文な上、全体的に否定的な内容なのでご注意。

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既視感の塊でしかなく、オリジナリティはない。


本作を端的に表すとすれば、「ペルソナ4とCHAOS;CHILDと閃の軌跡とイースを足して4で割ってお湯で薄めた作品」です。

ストーリーのベースは異能バトル系ラノベにありそうなものを下敷きにしていて、随所の展開やシステムがペルソナ4(あるいは3)に類似しています。

特殊ステータス

ともすれば“漢”とか表示されそうな、主人公の特殊ステータス。 しかし特別な選択肢の条件になるわけでなく、アイテム交換のためでしかないという薄味システム。

授業

授業中、友人に答えを教えてあげる(正解すればステータスアップ)シーンも。 まぁ、これは学園モノっぽさを出したかっただけ……という見方もありますが、後にも先にもこの一回きりという謎。 疑惑は深まる。

霧

おまけに失踪者まで出る始末。 霧の日だからといってゲームオーバーになるわけではないですが。

学校

学校が変貌しダンジョンに。 さながらタルタロスのよう。

今

二言目には「時は、待たない」とか言いそうですね。 まぁ、ジュヴナイルならではのセリフと言えましょうか。

物語の設定や局所的な展開はCHAOS;CHILDとモロかぶりしているところもあるし、UIやシステムの大半は閃の軌跡の流用、戦闘の感触はイースといったところ。

UI1

UI2

UI3

UI4

ここまで閃の軌跡とほぼかわらないUI・システム群。 特に料理なんて必要性を感じられないし、単にこれまであったシステムをそのまま持ち込んだだけ感が。

一応トゥルーエンドまでプレイしてみましたが、本作ならでは!というものが全くと言っていいほど存在せず「どっかで見たような」「これ、あのゲームのアレじゃん」というもののオンパレード。 推理するまでもなく、予想した展開にしかならないので驚きもありません。

細かいところでは各話ごとにOPが入り、さながら連続ドラマ・アニメのような演出になっていますが、これは恐らくジュヴナイル系ゲームの先駆者・東京魔人學園剣風帖や九龍妖魔學園紀あたりの影響でしょう。

しかし真似るならいい感じに真似ればよかったものの、こちらは毎回OPしか流さないという中途半端っぷり。 偉大な先人は毎回EDテーマ・スタッフロールを流すことで、余韻を残しつつ、連続ドラマ・アニメ的な雰囲気を作り出していたんですがね。

どこかで見たようなキャラがどこかで見たような事件に巻き込まれ、どこかで見たような流れを経て仲間になって……なんだかんだあって、やっぱりどこかで見たようなエンディングへ至る。

その既視感の元である作品に触れていないんであれば、まぁ、楽しめなくもないのでしょう。 王道を謳うだけあって、ストーリーが大きく破綻しているわけではない(ご都合主義は多いが)ので。

しかし、だとすれば、既視感の元として挙げたペルソナやら東京魔人學園をプレイしたほうが刺激や興奮、満足感も得られるので、特にわざわざ本作をオススメする理由もないんですよね。

好きな声優さんが出ているとか、気になるルックスのキャラがいる……とかいうならともかく、現時点でノーマークだった場合は無理をして時間とお金を本作にかける必要もないのではないでしょうか。

トゥルーエンドもいらなかったのでは?

本作にはノーマルエンドとトゥルーエンドが存在し、トゥルーの条件はクリアデータを読み込んでエピローグを再び見るだけという仕様。

システム的にもわざわざわける必要性を感じないんですが、内容的にも必要だったのか疑問が残るものになっています。

はっきり言って、蛇足です。

ノーマルエンドは意外と好きな感じ(といってもやはり既視感のあるものでしたが)だったんですが、トゥルーは安直でご都合主義全開なハッピーエンドで失望しましたね。 作中キャラにご都合主義だ、って言わせてるあたり色々ダメだと思いました。

そのトゥルーエンドの結末は、記憶する限りではそこに至るような伏線もなく、後付の強引設定で無理やりハッピーエンドにさせられているので感動もクソもありません。

当の本人たちは幸せになれたんでいいっちゃいいんですけど、ひとつの作品としてはつまらない終わり方をしたな、と。 素直に「よかったねぇ~」と祝福できない私がひねくれ者なだけかもしれませんが、終わりよければすべてよしという言葉もありますし、終わりが良くないのでアレでございます。

ちなみに、物語終盤は非常に「やっちまった感」のすさまじい展開で、私としては本作がジュヴナイルを謳っているのが理解できない内容になっています。

というか、クライマックスに近づくに連れて主人公たちの優位性が薄れていって、結果的にモブ・サブキャラと同等かそれ以下になります。 比例して、どんどん物語にも萎えていきます。

プレイすればするほど萎える……稀有なシナリオという意味ではある意味“本作ならでは”かもしれませんね。 このくだりと結末をもって、今年のワーストシナリオ賞は本作に決定です。

アクションパートは特筆すべきことなし。

見出しでオチちゃってますが、まぁ、そういうことです。

とりたてて優れた部分もなく、かといって劣っている部分もなく、まぁ、普通に適当に遊べる感じかなと。 無難すぎるのと、単調なので飽きるのがネックですが。

本作はARPGながら1キャラあたりの操作やアクションの種類・幅は少ない部類です。 それを、ダンジョン内で3キャラを切り替えられるシステムにすることで、バリエーションの少なさを補っている形になります。

難易度やらアクションの方向性は優等生的で大きく外すことがありませんが、探索することになるダンジョンが作品を通して変化に乏しいこともあり、キャラを強化してより難易度の高いダンジョンへ……!というようなドキドキ・ワクワク感はないです。

おまけにリアルタイムアクションのくせに、各キャラの持つ必殺技を放つと時間が止まって演出を見るはめになります。 閃の軌跡のような作品ならともかく、ARPGでこれはテンポを削いでよろしくないですね。

とまぁそんな具合で、とりたててよくも悪くもないので、適当に暇つぶし程度に遊ぶにはいいかな~くらいな印象です。 アクションの楽しさにハマり込むようなことはないでしょう。

ただ、ダッシュと回避のボタンが同じで、ダッシュしようとしたらまず回避行動を出してからでないとダッシュに移行しないなどという、前時代的もいいところの仕様などが気になりました。

キャラの魅力の薄さが致命的。

こういうラノベ的なゲームってキャラの魅力の重要性は高くてしかるべきだと思うんですが、本作のキャラ魅力は基準値に達していない気がします。

まず、個人的に好きなキャラを挙げておきます。

栞

非戦闘員・隣の家の幼なじみ枠。 なんだかんだ一番魅力的なのは彼女。 中の人の好演がなければ気に入ることはなかったかも。

空

後輩キャラ枠。 キャラの外観、使う武器(手甲)、声の演技の方向性……などなど、閃乱カグラの夜桜に類似。 戦闘で活躍してくれたのもあってお気に入り。

以上の2キャラがお気に入りですが、実はフルネームを記憶できていません。 後者の空に関しては物語終盤でやっとフルネームを思い出せるようになりましたが、栞に関しては結局最後までうろ覚えに終わりました。

どうしてこうなるのかというと、キャラがペラいんですよね。

初登場時なんかは各キャラの性格が色濃く出るんですが、色々あって仲間になった途端、そうした特徴が薄らいで、主人公の意見に賛同する同意マンに成り下がってしまうんですよ。

主人公「○○だろ!」→キャラ1「ああ、そうだな」→キャラ2「まったく……だが嫌いじゃない」→キャラ3「かなわないなぁ」

……こんなんばっかですよ? 意見の対立なんかも必要最低限で、同調圧力でもかかっているように、全員が全員、主人公の意見を無条件に受け入れ、尊重し、称えるんですよね。

これ、零の軌跡のロイドに対する周囲の反応のそれと同じで、非常に気持ち悪いんです。 歯に衣着せぬ言い方をすれば、大嫌いです。 周囲に迎合するだけで自らの意志があるんだかないんだか……なキャラはモブと同じか、それに劣るとすら思いますし。

そう考えると、他キャラがつまらない人物になっているのは、こやつに原因があるともいえます。

主人公

トキサカコウ。 ヤレヤレポケモン。 鳴き声は「やれやれ」。

そう、主人公です。

こいつがまた私の嫌いなタイプでして、普段はやる気なさげで「やれやれ」が口癖で……いざというときはアツく燃えるという絵に描いたような典型的やれやれ系主人公です。

こやつが、ろくに状況や事情も考えずに青臭い俺理論を周囲に押し付け、そしてそれを前述のような流れで周りが肯定してしまうもんだから、さらに増長していくわけなんですな。

もうほんと勘弁して下さい。

メインヒロインのアスカ(漢字忘れた)にしても、序盤で主人公を巻き込むまいとして遠ざける……割には、主人公を刺激しているようにしか見えない言動をとったりとプロ意識足りてないんじゃないか感もあってアレですし。

ともあれそんなわけで物語に没入できるでもなく、やれやれ系主人公、個性のないメインヒロイン、既視感の塊の後輩、うざったいだけのメガネショタ……がキズナキズナしながら乳繰り合うだけなので、いい年になると拷問レベルの青臭さが炸裂です。

1

2

個人的にはこの流れも、もんどり打つほど苦手。 ただファルコム作品には多く登場する印象なので、そもそも合わないんでしょうね。

あ、そうだ。 キャラ名思い出せないけど、アイドルって設定の同級生(久慈川りせではないのは確か)もそこそこいいキャラでした。 名前がパッと出てこない時点でお察しだけど。 りおん、だっけな……?

ツッコミどころ集。

この項では、スクショを交えてツッコミを入れていこうと思います。 それくらいツッコミどころは多いです。

1

2

やれやれ、いったいどこのエロゲ主人公だよ。

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4

え? それを既視感まみれのこの作品で言う? ギャグですか?

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だったらなんで本作をPS Vita専用タイトルとしてリリースしたんですかね。

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そのとおり。 この作品のように毒にも薬にもならないゲームじゃ琴線に触れるわけもないよね。

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正しくは“ソーシャル・ネットワーキング・サービス(サイト)”。 知識ひけらかしたいのはやまやまですが、それが正しくないのならわざわざ正式名称を書く必要もありますまい。 字数制限?ならなおのこと。

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私も本作を最後までプレイしたので批評しています。 サトミちゃんのお墨付きなので、文句はないよね?

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こっ恥ずかしい宣言とともに覚醒し、武器をリアルブート!

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いや、お前、一秒くらい前に自分でカルバリー・メイスとか言ってたろ。

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え、なにそのポーズ。 スペシウム光線でも撃つの?

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“極めつき”ですよ、生徒会長サン。

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“良かった点”の入力を強制するアンケート。 作品に自信を持つのは結構だけど、強制するのはどうかと思うよ。 しょうがないので音楽をいい点にしておきました。 ひどいOP・ひどい挿入歌・日常シーンのBGMを除けば、中の上くらいだったので。

愛やこだわりを感じない本作に思うところなし。

本作は、個人的には日本ファルコムのゲームを今後もプレイしてみるかどうかの試金石的な意味もありました。 結果的には、とことん、日本ファルコムのゲームとそりが合わないということがわかったわけですが、それ以上に本作には失望しました。

ゲームとしてつまらないだけじゃなくて、本作にかける熱意みたいなものが伝わってこないんですよ。

結局最後までプレイしてみても、本作を通して何を伝えたかったのか、表現したかったのか。 何を思い・考えて本作を生み出そうと思ったのかが、全くわからなかったんです。

何度も書いたように本作にはどこまで行っても既視感がつきまとい、いわば、借り物のつぎはぎでゲームを作っただけです。

私は他作品のアイデアを拝借すること自体に対しては決して否定的ではなくて、問題は模倣をすることで作品が面白く・楽しくなるのか……そしてそれはその作品ならではのゲーム体験になるのか、というところだと考えています。

その点、本作は借り物でつぎはぎした挙句、毒にも薬にもならない凡作になっており、本作ならではの魅力もない作品でしかないんですよね。

ある意味で強烈な印象を残すクソゲーは後世まで語られるのに対し、本作はそう長く語られることもなく消えていく作品なんじゃないかと感じました。 語る部分がないんですよ、それほどまでに。

そんなわけで、まぁ、クソゲー掴まされた!というような事態にはならないと思いますし、本作は決してクソゲーではないので、買ってみても失敗こそしないとは思います。 しかし、そのお金とプレイする時間を、別のゲームにあてたほうがずっといいと思うよ、というのが正直な意見ではあります。

本作クリアに30~40時間かけるなら、他のゲームに同じ時間をかけたほうが、驚きや興奮、感動に満ちたゲーム体験が待っている“かも”しれません。 しかし本作には、その可能性は限りなく低いのではないかと思わざるをえないのです。

「限りある今を悔いなく大切にする」のであれば、本作のことは忘れるべきでしょう。

この記事を書いた人

壬生狼
みぶろと読みます。 活動名は他にmiburo666・Lupus(ルプス)など。
ゲーム、音楽、映画などが趣味。 このブログではゲーム系記事を公開しています。
現在のアイコンはPSO2のマイキャラであるルナール。
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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『「東亰ザナドゥ」クリアしたよ。 クソゲーではないけど面白くもない。』へのコメント

  1. 名前:まるお 投稿日:2015/10/11(日) 18:32:44 ID:b321b622a

    やれやれ、早く値下げしてくれませんかねぇ。

    力を合わせて云々→おう!の流れはワシもほんと苦手でしてはい。
    小中学生の頃に見ればまだ大丈夫だったと思うけど今になってこれはなぁ・・・

    既視感のあるゲームはそれこそたくさんあるわけだけど、それでもなお楽しい作品はたくさんありますからね。
    まぁ本作についても実際に触ってみないとなんともいえないところだけど、レビューの範囲ではオリジナリティを探すのは苦戦しそうですな。
    いずれにせよ、値下げ待ちします。

    というか、カルバリーメイス!→こ、これは・・・?のくだりクソワロタ

    • 名前:壬生狼 投稿日:2015/10/11(日) 21:44:57 ID:c8bd94890

      やれやれ、早く在庫溢れませんかね。

      例の流れは本編中「くるぞ、くるぞ……キター!」ってなもんで、様々な場所で執り行われます。
      少年漫画的なのかもしれんけど、こういうノリはアレですよな。
      でもなぜか、ローファンタジーとかで屈強なオッサンたちが士気高めて雄叫び上げるのは好き。 方向性違うか。

      >既視感のあるゲームはそれこそたくさんあるわけだけど、それでもなお楽しい作品はたくさんありますからね。

      ですな。 モンハンからのGEや討鬼伝だって既視感はあるわけだけど、それぞれ世界設定であったり、システム、戦闘の方向性などで差別化取ってますからな。
      本作に関して言えば本当にどってことのないキャラ・物語・システムなので、ゲーム歴が長いほど楽しめないと思われます。

      他にも空回り・ダダすべりの展開やセリフに苦笑が止まらないシーンが結構有ったと思うので、1980円くらいになったらどうぞ!

  2. 名前:tk 投稿日:2015/12/28(月) 13:44:31 ID:fba90bdfd

    カルバリーメイス!→こ、これは・・・?のくだりなんですが、先に名称だけ教えられて実際に具現化して驚いているとかならおかしいシーンではない気がしますね
    まぁプレイしたことないので分かりませんが

    • 名前:壬生狼 投稿日:2015/12/28(月) 17:10:51 ID:018e6a01f

      コメントありがとうございます。

      名称はこの時が初出ですし……もっというと、ブート・なんちゃら~と具現化宣言するのも彼だけ(他は各々セリフなどは微妙に異なる)ですので、やっぱりとんちんかんなシーンですね。

  3. 名前:マトリョーシカ 投稿日:2016/02/21(日) 17:59:32 ID:b25fc8672

    はぁ、買う前にこの記事見ればよかった…。

    中学生くらいにプレイしてれば楽しめた…気がしなくもないな。とにかく展開が寒いし吐き気がしそうだった。まだクリアしてないけど笑。めちゃくちゃ悪い意味で予想を裏切られた感じがしますね。

    • 名前:壬生狼 投稿日:2016/02/21(日) 22:41:43 ID:4386213cb

      コメントありがとうございます……というより、心中お察し申し上げます。

      ある程度歳を重ねるとキッツイ内容の作品ではありましたね。 こう、昔を懐かしんだりして感傷的になるでもなく、ただただ痛し寒しというか。

      もはやネタとしてこのままプレイを続けられるか、サクッと諦めて他のゲームの世界へ旅立たれるのがよろしいかと……。

  4. 名前:N/A 投稿日:2016/06/13(月) 03:33:31 ID:ccc5ef3d0

    最初に注意書きを見た上で書くのも何ですが‥‥

    同意する点は多々あります。寒々しい会話とか、狙ったのに外した感とか、何故あるのか分からないシステムとか。
    個人的には単調な戦闘が一番評価が低かったですが。
    ただ、全体的には楽しめましたし、どちらかと言えば好きです。
    筆者さんは、「既視感」で纏めてましたが、穿った見方でプレイしてちゃんとストーリーやセリフを読めていないのでは? トゥルーエンドに至る伏線もありましたよ。
    拒否反応の様なものを抱いた状態でプレイして、自分の意見が正しいと実感したいだけの方なのかと思いました。
    最初に抱いた感想・意見を、プレイしながら自己肯定していく。
    筆者さんが書いた、嫌いな時坂コウと同じ事をしているのでは無いかと。
    「ろくに状況や事情を考えずに~俺理論を押し付け~」のくだりですかね。

    色々書きましたが、良作でも駄作でも無いと感じる事は同意です。
    既視感の元のゲームも全部プレイ済みでそれも浮かびましたし。
    カオスチャイルドは浮かびませんでしたが。
    わざわざ長文コメを書いたのは、個人ブログとは言え、自分以外に見る人がいる、インターネットを用いるのであれば、きちんと記事ネタを理解した上で書くのが、記事を書く人の責任では無いかと思ったからです。

    以上になります。
    筆者さんは、このコメントを、記事に対する肯定と否定、どちらで捉えるのでしょうね。

    • 名前:壬生狼 投稿日:2016/06/13(月) 09:23:28 ID:d274924e8

      このような記事に長文でのご訓告、痛み入ります。

      私としては、私の感じたことをそのまま書いているだけであり、これらを押し付けるもの・普遍的事実としてブログにて公開しているつもりはありません(どうしても、書き方・表現によって押し付けがましく感じる方は多いので、自分でも注意しているつもりなのですが……うまくいっていないようです)。

      >穿った見方でプレイしてちゃんとストーリーやセリフを読めていないのでは?

      とのことですが、そうかもしれません……というかそうなのでしょう。 もっとも、もはや自分にとってそこまで踏み込んで味わいつくし、理解しつくす労力を割くに値するようなゲームではないという手触りがあったので、そういうプレイに切り替えた上でこの記事を書いた……という塩梅なのですが、これは後述の努力を怠ったと言えるので、反省点でもあります。

      >個人ブログとは言え、自分以外に見る人がいる、インターネットを用いるのであれば、きちんと記事ネタを理解した上で書くのが、記事を書く人の責任では無いかと思ったから

      もちろん、その通りだと私も思います。 やはり理解せずに書いた薄っぺらい記事はお叱りを受けることもありますし、自分としてものちのち反省の材料になることもあります。 そうならないようにストーリーやシステムの理解になるべく努めてはいますが、いつだって完全に理解して書けるわけではないので、やはり質の低い記事は生まれることはあります。 その点は己の至らなさでもあるので、日々修練しなくてはと思うところです。

      ただ、一方で、こう感じた・思った・考えたということを表明することをも否定するものでもないのではないか、とも思うんです。 十人十色、それまでに培ってきた知識・経験や思想も異なれば、ものの見方や捉え方、それらのスタンスも異なるというもの。 やや異質な感想や意見を抱いたとて、それ自体は否定出来ないのではないかと。

      あなたのように全体的には楽しめて好きだったよという人もいる。 特に不満もなくEDに感動したという人もいる。 思い出したくないほどプレイしたことを後悔したという人もいる。 記事のように既視感まみれで入り込めなかった私もいる。

      どれもその人にとって真実であり、事実の偏向的断片ではないでしょうか。 そして、それらが時として接点を持つと、こういう議論が生まれる。 それはそれで新たな発見にもつながり、作品を論じるだけにとどまらない有意義なものにもなりえるので、必要なことなのではないでしょうか。

      もちろんお互いに平行線で終わることもあるでしょう。 人間誰しもいつなんときも理解しあえるわけではないからです。 むしろ、理解しあうどころか、いずれかの立場を表明したとき、それは賛同者だけでなく反対者をも生むことになる声明ともいえます。 しかしそれでもなお、何かしらの理解や学習のきっかけをもたらしうる。

      だからこそ、自分の忌憚なき意見・感想を書き連ねたわけです。 ここでおもねり・媚びへつらって、当り障りのない意見を書けば角が立たないのは当然ですが、そうして得られた反応はやはりどこかなんのプラスにもマイナスにもならないもの。 自分から離れた意見に対する意見は、自分から離れた場所に着弾するので、まともな議論の種にもならないと考えているんです。

      そうして書いたこの記事だからこそ、あなたのように向きあおうと思えるコメントを頂くこともある……そう思っているんです。 もっとも、これもあなたの言うところでの“書きながら自己肯定していく”に抵触するんであれば、「ああ、何を言ってもこの人には言葉を理解してもらえない」と残念に思われるだけなのでしょうが。 その場合は申し訳ありません。

      こちらも長々書いてきましたが、肯定とも否定とも異なる、ご訓告・ご忠告としてコメントを拝見しました。 あなたの思った方向・程度に私に変化が今後あるかは私にはわかりませんが、改めて“個人ブログとは言え、自分以外に見る人がいる、インターネットを用いるのであれば、きちんと記事ネタを理解した上で書くのが、記事を書く人の責任”を再確認しましたし、“ろくに状況や事情を考えずに~俺理論を押し付け~”にはならないように注意していきたいと思った次第であります。

      かような個人ブログに、真摯なコメントを残していただき感謝しております。 ありがとうございました。

      P.S.
      なお、記載内容が完全に誤り・曲解である場合は、各個人の(誤認した)真実ではあっても、事実の偏向的断片とは言えないでしょう。 そうしたものは記事として・情報として流布されるべきではないと思います。 端的に言えばデマですからね。 そこは判明次第、訂正・修正なりを施す所存です。

      P.S.2
      “トゥルーエンドに至る伏線”……そういえば、旅館のシーン(幕間、でしたっけ?)でその存在が仄めかされていたような記憶がぼんやりとあります。 ただ、そこからどうにもあの展開に私としてはつながらなかったのだと思います。

  5. 名前:ジュースポン 投稿日:2016/06/24(金) 22:56:08 ID:6a8c756c8

    ファルコム信者を長年やっているものです。

    東京ザナドゥ、そうなんですね。
    最近のファルコムの傾向は流行り物を兎に角突っ込む、ただそのバランスを気にせずにあれこれ要素の付け足しを行うのでくどかったり、逆に淡々とし過ぎている傾向にあると思います。

    今作に関しては、そもそもザナドゥじゃなくね?と思ったので私は購入は控えたのですが、レビューを見る限り安くなれば手を出すかなあの域を出ないですね、、。

    今の謎のとってつけたようなギャルゲー好感度システムや、どこかで聞いたようなストーリーに嫌気がさすようであれば、空の軌跡(エヴォリューションは何を思ったか、元のビジュアルから変更されている為除く)やガガーブ三部作やイースなんかは合うんじゃないかなあと思います。

    上記も青臭さやどこかで聞いたようなストーリーの感は否めないですが、上手くオリジナルであったり、キャラの個性として昇華できていると思います。何処かで名前を見る機会があれば、是非プレイしてみて下さい。

    まとめると、「うわあ、メーカー信者がコメント欄で布教始めよった。こわ、近寄らんとこ」と思われるやも知れませんが、近作のみでファルコムは合わないから遊ばないでおこうと思われるのは勿体ないかなあと思いますし、レビュー内容が偏向敵なレビューではなく、良しも悪しもしっかり分析されておられるので、上記作をプレイされて書かれるレビューがどうなるかを単純に知りたいというだけなのです。

    本記事と関連性のない事での長文になってしまい、申し訳ありません。上記以外でも記事の更新楽しみに見させて頂いています。頑張ってください、失礼します。

    • 名前:壬生狼 投稿日:2016/06/25(土) 05:05:39 ID:cf27ef593

      どうも、長文コメントありがとうございます。 ファルコム作品とはそりが合わない~のくだりに反応してくださったのだと勝手に思っておりますので、関連性がないとは思いませんよ。

      さて、まず東京ザナドゥのほうなんですが……PS4完全版の足音が聞こえてくる今日このごろ、この記事もまたちらほらと読まれているようなのでアレなんですが、定価に見合うゲーム体験は望めないと思います……それこそ、様々なゲームをプレイしていればいるほど。

      このあたりは、ジュースポンさんがお考えのような理由が背景としてあるのでしょうし、(私は過去の……というか本家ザナドゥシリーズ未経験ですが)ザナドゥに連なる作品としてではなく、単にその名前を借りて古参ファンにも振り向いてもらおうとしただけではないか、と邪推してしまう始末。 これをして、ザナドゥシリーズに対する何らかのイメージが刷り込まれてしまうのは、本家ザナドゥシリーズファンにとっては本意ではないだろうなぁ、と思います。

      お勧めいただいた作品のうち、空の軌跡はつい先日少しプレイをしまして。 確かに青臭さやド直球なノリが見受けられましたが、あちらはそれが心地よくすらあって、しっかりとキャラクターであるとか、ゲームプレイに関しても非常に丁寧に作りこんであるのだなぁといい意味で想像を裏切ってくれました。 なればこそ、東京ザナドゥや閃の軌跡(こちらも未クリアですが、個人的にはちょっとキツい印象です)がどうしてああなってしまったのか……というのが謎であります。

      無論、長く続く作品であるだけでなく、王道を下敷きにしたシリーズということで、ずっとプレイヤー・ファンを納得させられるモノを生み続けるのは難しいでしょう。 マンネリなども作品を重ねれば天敵足りえますし、そういった部分を払拭すべく採用したのが“流行り物を兎に角突っ込む”姿勢なのかもしれません。 節操無くアレコレ試すのもひとつの手段ではありますが、実を結ばないと軽薄に見えるだけなのがなんともはやです。

      ともあれ、いつになるかはわかりませんが、空の軌跡三部作だけはプレイしておきたいと思っております。 次点でイースシリーズ。 ……余力があれば閃の軌跡などもリベンジしてみたいです。

      仰るとおり、最近のファルコム作品で全てを判断するのは機会の損失ですよね。 問題は、過去の栄光に触れても、今後その持ち味が再び作品に反映されるのかが怪しいところ……なんですがね。 とりあえず、イース8は気になっているので、ここはおさえておく予定です。

      最後になりますが、丁寧なリコメンド・応援コメントありがとうございました。 最近は更新率も低下気味ですが、細く長く続けて参ります。