こちらで更新継続中。これはひどい!「Knack」をプレイするもぶん投げたよ。

これはひどい!「Knack」をプレイするもぶん投げたよ。

Knack イメージ

積みゲー崩しの一環として、PS4購入時についてきたKnackをプレイしたんですが……なんとフラストレーションがたまることか!

最初にプレイした時はそこそこ面白いと感じたはずなんですが、プレイを続けていくうちに「これはないわー」と思わざるをえない部分が浮き彫りになっていく本作。 最終的にはクリアを放棄してぶん投げました。

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そこそこ面白いのは序盤のChapter3くらいまで。 それ以降は結構ヒドい。

本作はPS4購入後に少し遊んだことがあって、その時は次世代感をそれなりに感じる映像や、シンプルながら決してヌルくはない難易度に「そこそこ面白いかも」と思ったものでした。

ただ、それ以上のもの……継続プレイ意欲を掻き立てるものはなく、長らく放置していたわけなんですが、積みゲー崩しということで久方ぶりにプレイとなったわけです。

……いやはや、なんというかもう、つまらない&イライラしますねコレ。 達成感もない上、ストーリーもつまらないのでモチベーションが全くもちませんよ。

ステージが進めば敵の顔ぶれが変わったり、トラップも様変わりしますが、根っこの部分は一緒。 プレイヤーの操作するナックもたまに特殊能力を使えるようになったりしますが、それもごくわずかな間だけ使えるだけですし、成長要素もないので最初から最後までずっと同じアクションで戦うことになります。

結果、代わり映えしないので、ダラダラ続いているようにしか思えず、13章だかあるボリュームも冗長で無駄に長いという印象しかないのが正直なところです。 ぶっちゃけ半分くらいにまとめられたんじゃない?

ストレスに対する見返りがないので、やる気が起きない。

一応動画を用意しましたが、見ても面白くないと思います。 遊んでいても面白くなかったですからね。 ただまぁ、参考ということで掲載しておきます。 字幕なども一切入れていません。

PIXAR映画っぽい見た目とは裏腹に子供向けとは決して言い切れず、難易度の方は意外と高め。

攻撃ボタン連打で敵をバタバタ倒していく爽快感重視のアクションではなく、敵の攻撃を見切ってかわしつつ攻撃を差し込んでいくような、割と骨太な設計になっています。

その上、敵の攻撃が痛い(あるいは、ナックが脆い)傾向にあり、一撃をもらうと体力が3分の1~2を失うのがデフォで、即死もままあります(敵の方がアクションのバリエーションが遥かに豊富です)。 体力回復手段に乏しいので、割と死にゲーっぽい印象が強いです。

まぁ高難易度アクションというのはあってもいいと思います。 ただし、それは突破できた時の大きな達成感という、見返りあってのものだと思います。 それが、本作には決定的に欠如しています。

ボスも単に即死級攻撃を持っているだけで、パターンがわかると冗長でかったるいだけ。 こう、強敵!っていう印象が非常に希薄なんです。 それゆえ倒せたところで「はいはい時間稼ぎ乙」程度にしか思わず、達成感など得られません。

また、リトライ周りの仕様もイライラを募らせることに成功しています。

本作では主にカットシーンが挿入されるタイミングでしかチェックポイント更新がされません。 そしてその間隔がやや長めなため、死にやすい割には死んでしまうと結構前まで戻される(もちろん敵は復活する)んですよね。

この辺は、デモンズ/ダークソウルやBloodborneなんかでも同じような感じではあります。 しかし、それらにあってKnackにはないものがあります。 それが蓄積要素です。

比較対象に挙げたタイトルは、死亡するとチェックポイントに戻された上、ソウルや血の意志(通貨のようなもの)を失いますが、それらは再回収が可能な上に道中で得たアイテム類はそのまま手持ちに残ります。 キャラの成長要素もあるので、少しずつでも前進していけます。 ARPGだから、ということも関係あるでしょう。

一方のKnackは成長要素は皆無です。 道中でレリックと呼ばれるパーツを取得すると身体が大きくなり、HPや攻撃力が強化されますが、それは恒常的なものではなく一時的なものであるのは既に書いたとおり。

それゆえ、ただただ巻き戻されるだけで「またここからか……」という思い“だけ”は蓄積していきますが、それ以外はなんら得るものはないのです。

これって、一昔前のアクションゲームなら普通でしたが、それは“昔”の話です。 リッチな見た目で本質を隠しているつもりでしょうが、一枚皮を剥いでみれば中身は古臭い(そしてそれほど新鮮味のない)レトロなアクションゲームでしかないのです。

スマホゲーでもそうですが、特に最近のゲーマーは「成長要素」を重視する傾向にあると何かの記事で読みました。 であるから、例えばソシャゲは頑なにRPGというジャンルを名乗りたがるし、レベルアップの概念を持たせ続けているのだ、と。

そこから見ると本作は時代逆行していると言っても過言ではなく、(その傾向の是非や真贋はともかく)アーケードライクな手触りと良好とはいえないバランス、冗長で変化に乏しく達成感の皆無さが本作に暗い影を落としていると言えましょう。

敵よりも仲間(というか博士)の言動にイラつくという素晴らしいストーリー展開や演出。

ゲーム性はカビ臭く褒められたものではないことを書いてきました。 ではストーリーは? 残念、こちらもダメです。

ストーリーに関しては、最初に触った時でも印象に残らないというか心惹かれるものを一切感じませんでした。 子供向けを装いつつ、子供だましでしかない支離滅裂・荒唐無稽な手抜きシナリオ……の一歩手前のつまらなさです。

ストーリーがダメでもアクションがよければまだよかったのですが、そのアクションがアレなので、本作のストーリーも悪印象を強めるのに一役買っていますね。

加えて、ただつまらないだけでなく、ナックの生みの親である博士がクソ野郎にしか思えないのが最大のマイナス。

博士というか、ただ頑固でワガママで沸点の低いだけのオッサンです。 明晰な頭脳で仲間をサポート……することはほとんどなく、足を引っ張るか、自分の考えや意思にちょっとでも反することがあれば、子供相手にでも怒鳴り散らすクズです。

ナックの友達になる少年のほうが、多少生意気な一面はあっても冷静で、頭も切れて、よっぽど聡明です。 こんな博士見捨ててしまえよ……。

で、博士にはかつて恋人がいたんですが、事故によって行方不明になってるんです。 で、まぁなんというか生きているわけなんですが、「あなたとはもう会うことはないでしょう」とか言って博士をフります。 まぁ博士クズだしね、ざまぁ。

ところがどっこい、その恋人はいざ自分の身が危険に晒されると全く何の躊躇いも見せずに「助けに来て……」とかのたまいます。 そしてそのメッセージを受け取った博士はktkr!とばかりに珍しくやる気を出すという単細胞っぷりを露呈。 ああ、お似合いだよあんたたち……と、どんどん博士とその恋人の株がガックリと落ちていくのであります。

ストーリー的にはなんかよくわからんヤツを最終的にぶっ飛ばす方向へ進んでいくのですが、個人的には博士をぶっ飛ばせるシナリオがあればそれをプレイしたかったところです。

続編はないだろうし、いらないね。

っというわけでシステムもストーリーもアレなところばかりでダメダメな本作ですが、いいところも多少はあります。

まず、収集要素。 道中には時折隠し宝箱があって、中にはKnackを強化できる装備の部品が入っています。 中身はランダムなので、ひととおり揃えるのは大変なのですが、実はフレンドが多いほど有利なシステムになっています。

例えば自分はAという装備が欲しいとします。 Aの完成まであと1パーツなのですが、宝箱から出てきたのはBのパーツでした。 普通のゲームなら次回以降に期待!となりますが、本作はフレンドが手に入れたパーツも入手候補に表示され、その上で好きなものを取得できるのです。

よって、フレンドがAの最後のパーツを手に入れていた場合、自分で引けなかったとしても完成させることができる“かも”しれないのです。 もちろん、自分が出したBのおかげで、他のフレンドが今度は助かっている可能性もあります。

これはフレンド上限が大幅に引き上げられたPS4登場時というタイミングもあって、フレンド登録活性化の一助たりえるものだったように思います。 残念ながら奮わなかったようですが、このシステム自体は面白いと思います。 ソシャゲに似たようなシステムあったけどね。

また、プリレンダムービーは美麗で、まさしくPIXARの作品のようなインパクトはありました。 あと、死亡時のリトライの早さは良かったんじゃないでしょうか。 あんまり嬉しくないけど。

以上から褒めるところのない掛け値なしのクソゲーというわけではないのですが、著しくストレスがたまる上に達成感や楽しさが感じられないので、端的に言えば「時間の無駄」に感じるゲームであります。

実は最後の最後で「面倒くさくなって」エンディング直前でクリアを放棄したわけなんですが、続編に望むものは特にない作品でした。 なぜなら、続編自体を望んでいないから。

魅力のないキャラクター、ゲームシステム。 続編は出ないだろうし、出てもスルー確定なんです。 あ、でもトチ狂った博士を倒すシナリオならあるいは……いや、ないね。

そんなわけで、未だにPS4にインストールはしているけどもやってないとか、そもそもDLすらしてないという人は結構いると思います。 子供と一緒に遊べるかな?と考えている親御さんもいるかもしれません。

悪いことは言いません。 やらないでください。 手にとらないでください。 消してください。

無料で持っているかもしれないし、安く買えるかもしれないです。 しかし、それでもなお、あえてプレイする価値はないと思います。 プリレンダムービーの美しさくらいは見てもいいかもしれませんが、のめり込んで楽しめるゲーム体験を求めているのなら、他のタイトルに手を出したほうが絶対にいいです。

……と、ここまでこき下ろしておけば、暇でしょうがない時にプレイしてみると「あれ?意外と面白いんじゃね?」っとなるかもしれませんが、そうはなりにくいと思いますし、なるべく別のタイトルでそうした発見をすることを願うものであります。

この記事を書いた人

壬生狼
みぶろと読みます。 活動名は他にmiburo666・Lupus(ルプス)など。
ゲーム、音楽、映画などが趣味。 このブログではゲーム系記事を公開しています。
現在のアイコンはPSO2のマイキャラであるルナール。
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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