こちらで更新継続中。「DARK SOULS III」プレイしてみたよ。 ファンサービスも見られる良作、かな?

「DARK SOULS III」プレイしてみたよ。 ファンサービスも見られる良作、かな?

DARK SOULS 3 イメージ

チマチマと進めております、ダークソウル3。 前作無印(PS3版)が肌に合わず序盤で放り出し、Bloodborneも途中で放置中ということで、期待と不安を抱えつつプレイしてみたんですが……これは楽しい! 楽死い!!

シリーズ初心者の人や、今回が初ソウルシリーズという場合には様々な部分で不親切さが見られる一方で、シリーズファンはニヤリとできる諸々もあり、ハマる人ハマらない人はスッパリ分かれそうな印象です。

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もともと不親切なシリーズですが、今回もなかなかの不親切さ。

音声解説・紹介入りの動画を用意しました……が、システムや実際のプレイを紹介しようとして、なんと長さが1時間超になってしまいました。 適当に飛ばしつつご覧ください。

なお、ソウルシリーズがはじめての人向け(といいつつ、最初のボスなどはネタバレ気味)。

長いので、以下、目次。

00:00~ はじめに
01:10~ キャラクター作成
07:41~ 基本操作・ゲームプレイ
21:02~ 最初のボス戦
24:12~ 祭祀場(キャラの成長・各種ショップなど)
47:00~ 探索・戦闘
50:46~ 終わりに
54:22~ おまけ?(探索・戦闘その2)

なんというか、紹介というより単なるプレイ動画っぽくなってしまいましたがね。 さて、それはともかくに、本作の第一印象は「相変わらず不親切」となりましょうか。

一応、作中で必要最低限のチュートリアルテキストと、各種マニュアルでひととおりのプレイの概要はぼんやり掴めはしますが……実際のプレイではそれ以上に様々な情報を得て理解する必要があり、十分とはいえない印象。

私は曲がりなりにもシリーズを追ってきた身なので応用が効く知識も経験もないではないのでともかく、まっさらもしくはそれに近い状態で本作に触れた場合、様々な場面でつまづく可能性は決して低くないと思います。

例えば最初のボス。 ボスの内容的には“ちょうどいい塩梅でプレイヤーをぶっ殺しに来る強敵”であり、私としても5~6回死につつ突破できる内容であり、最初のボスとしては良ボスかな~くらいには思います。

しかし、スタートからボスまでの道程の短さ、その途中で戦う雑魚との強さの落差的に、決して親切な作り・難易度曲線ではないのだろうなぁと思わざるを得ません。

更に、最初のボスを倒さないことにはキャラの成長ができないので、ある程度の足切りになっているだけでなく、(レアケースとはいえ)武器が完全に壊れてしまった場合の救済措置がないなど、ストイックと不親切の中間くらいの仕様となっています。

「最初のボスを倒せないと、この先厳しい」ということでもあるんでしょうが、こういうところでかなり人を選ぶ作品と言えるでしょう。

また、毎度のことながらパッと見はストーリー性が希薄に見え、目的やその具体的な方法や道筋がシリース初心者の人や初プレイの人にはわかりにくくも思えます。 よって、ゲーム性からくる楽しさや世界から伝わる雰囲気に入り込めないと、いまいちモチベーションが維持できないなどという事態を招きかねません。

様々なシステム、仕様がかなりタイトでストイック寄りなので、国内外の“やさしい”ゲームに親しんだ人であるほど、本作のハードな仕様にとまどう可能性があるでしょう。

ただし、チャレンジングなゲームの本来的な楽しさや醍醐味は健在。

万民向けのゲームでは決してありませんが、一方で、挑戦的な難易度やシステムで構築された本作の楽しさや醍醐味は、ゲームの本来的・原初的なものであると言えます。

油断ならない雑魚敵、ともすれば意地悪なマップ、圧倒的な強さを誇るボス。

だからこそ、常に緊張感のある探索や戦闘ができるし、探索と攻略のしがいもあるし、打倒できた時の達成感は大きい物になるのです。

決して悪というわけではないものの、やはり(特に)国内のゲームは手軽さと爽快感をウリにしがちですが、本作はそれと対極に位置するような作品であり、旧来のゲーマーもしくはゲーマー気質を備えたプレイヤーを魅了する要素が満載なのです。

ゲームがある程度市民権を得て一般的な趣味の一つになりつつある現在において、本作のポジションは時代に逆行とまではいかないまでも、少々浮いた存在ではあるでしょう。 しかし、本作にインスパイアされた作品が世に出たりと、プレイヤーのみならずゲーム業界としても尊重される存在でもあるのです。

自分の力で、常に死と隣りあわせなフィールドを探索し、敵と死闘を繰り広げ、ボスを培った腕と機略で打ち破る。 Wikiの攻略情報頼りなゲームを作ってしまうメーカーもある昨今、むしろ、Wikiなど参照しようものなら楽しさが激減してしまうほどの……レトロだけれどもモダンなスタイルで楽しめるゲームと言えます。

雰囲気作りが素晴らしい。 硬派を演じるだけでなく、ユーモアも盛り込む素敵さ。

ダークファンタジーとしか表現のしようがない本作。 グラフィックは最新鋭とは言いにくい部分もあるものの、その総合的表現力は必要十分。

魅(見)せるべきところは手を抜かずに作りこんであるし、それほど重要でないところは潔く簡略化するなどして、トータルのクオリティとパフォーマンスのバランスをうまくとっているように思います。

秀麗華美なグラフィック競争の果てに、快適性やコンテンツボリュームなどを犠牲にするAAA作品も多い中、しっかりと見劣りしないレベルで最適化された映像美と、プレイヤーを虜にするコンテンツの充実を実現しており、そのあたりは本当にうまいなぁと感心しきりです。

しかし同時に、過去作をプレイしたファンに向けたファンサービス(そのものであったり、連想させるものであったり)であるとか、シリーズらしいシュールでブラックなユーモアであるとかも健在。 思いがけぬ出会いや再会に、ニヤニヤできることまちがいなし。

オブジェクトやキャラの配置や挙動、普段あまり意識しないフレーバーテキスト(アイテムの説明文など)などにも注目してみると、実は本作はキャラなどの口を借りて多くを語らせず、作品のあらゆる要素を通じてダークソウル3という作品を語っているのです。

もしゲーム性だけでなく雰囲気や世界設定にも興味が湧いたのであれば、そうした部分にも目を向けてみると、更にディープにハマり込めるかもしれませんね。 もっとも、相応の想像力などは必要となるでしょうけれども。

集大成らしい、高い完成度のゲームです。

個人的にはやはりデモンズソウルが好きで、あのあたりのプレイングやプレイフィールを好ましく思っていたんですが、本作はそれに準じるレベルのものをもたらしてくれたと思います。

前述のとおり、誰でも楽しめるゲームでは到底ないし、不親切なところも多く、理不尽感を感じる部分もそりゃまぁあるわけです。

しかしそれでもなお、本作は波長が合うプレイヤーには継続プレイを促す強い拘束的魅力が存在し、たとえ絶望しかけ心が折れても、またいつか挑戦してみようと思わせてくれるんです。

こういうゲームは結構貴重だったりして、飴と鞭がうまくできていないとか、単に不自然だったり理不尽だったり……あるいはゲームバランスがおかしなことになっているだけだと、その時点でプレイをやめてしまうと思うんですよ。

そうはならない(なりにくい)という意味で、本作はハードルの高さはあるものの、プレイする価値は大いにあるといえるでしょう。

ゲームが好き! チャレンジングなゲームプレイが好物! というのであれば、本作で思う存分、それらの根源的な魅力に触れてみるのはいかがでしょうか。 きっとなにかしらの刺激を与えてくれるはずです。

まぁ、色々書いてきたんですがね……本作をプレイすると、自分のへっぽこぴーなプレイヤースキルに絶望し、逃げ出したくなる状況もたくさんなんですが、それでもなお、楽しいんですよ。

難所を突破できた時の興奮。 ボスを倒した時の大いなるカタルシス。 これを味わうために、私は何度も死にながらも、諦めずに前に進むのだ――と、そう強く思うんです。 楽しい。 楽死い。

この記事を書いた人

壬生狼
みぶろと読みます。 活動名は他にmiburo666・Lupus(ルプス)など。
ゲーム、音楽、映画などが趣味。 このブログではゲーム系記事を公開しています。
現在のアイコンはPSO2のマイキャラであるルナール。
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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